体験レポート【漁業-kzru】

PROFILE
お名前 Fさん
ボラバイト先 漁業-kzru(鹿児島県諸浦島)
期間 約1ヶ月(1/末~2/末)
作業内容 鯛やブリの出荷、網の掃除など

 

こんにちは!初めて体験記を書かせていただきます。
私は大学4年生の長期休みを利用して、
2026年1月末~2月末の約1カ月間、ボラバイトとして働きました。

まずは、社長はじめ関わってくださった皆様に感謝申し上げます。
ひとりひとりにきちんとご挨拶できなかったことが心残りでしたが、
おかげさまで無事帰宅し日々楽しく過ごしています。大変お世話になりました。
また、これから当体験記をご覧になる皆様もお時間をいただきありがとうございます。
拙文ですがお付き合いいただけると幸いです。

結論を先に申し上げると、時間があればぜひ応募されることをおすすめします!

今回は、これから応募される、またはご興味をお持ちの方に向けて、
必要な準備や働く環境などをお伝えすることを目的の1つとしています。
ご覧になる方が応募に踏み切る後押しとなり、
ボラバイトを増やすことで社長の助けになればとも考えています。
よろしくお願いします!

構成は次のようになっています。

●何をしたか
●どんなところだったか(職場環境、住環境)
●自炊について
●観光について
●持ち物について
●ボラバイトにここを選んだ動機と、個人的な感想
●終わりに

●何をしたか
他の体験記でもご報告があった通り、やることは毎日違います。
具体例を紹介すると、私が滞在した期間はいけすのブリを別のいけすに移すお手伝い、
船の修理のお手伝い、網掃除、鯛やブリの出荷、エサやり機の補充、
いけすの枠のペンキ塗り、片づけやごみ捨て等…を行いました。

素人にできないことは任されません。体力を使う時はありましたが、
大変な時は手伝ってくれたり人に合わせて作業内容を配慮してくれるので体を壊すことはありませんでした。

また船をいけすや陸(港)にとめる際にロープでつなぎとめる場面が頻繁にあります。こちらは任されることが多く、早めに習得しておけばよかったと思います。

●どんなところだったか
・職場環境
滞在する期間によるそうですが、私は本浦港という場所に出勤しました。寮からは車で15~20分ほどの所です。お昼ご飯は港で食べることも船上になることもあるのでお弁当を持っていきます。

職場には社長を除き二十代前後の方が多い印象です。当時のボラバイトも含めると、親くらいの年代の方が2人、同世代が6人ほどいらっしゃいました。時には外国人も働いていたそうで、自身の属性に関わらず受け入れられる環境だと思います。

●住環境
滞在した寮は広い一軒家でした。台所と浴室は共用でしたが、それ以外の場所は一人で使うことが出来ました。私はほとんどの期間を一人で過ごし最後の1週間だけ新しいボラバイトの方と一緒になりましたが、狭いと感じることはなかったです。寮には洗濯機と洗剤があるので、好きなタイミングで洗濯ができます。乾きにくいと感じたのでこまめに洗濯しました。空調に関して、夜はストーブを点けっぱなしにできず寒かったので毛布を買いました(洗うのは面倒なので捨てちゃいました)。生活に必要なものはだいたい揃っており、足りないものに関してはホームセンターに買いに行けます。

●自炊について
募集ページに食材提供の記載があるので、それに関することと滞在中の食生活についてお伝えします。私は4回ほど魚をいただき、お米やジャガイモをおすそ分けいただきました。提供は不定期かつ予想が出来ないため、基本的に滞在期間ぶん自分で賄えるよう予算設計することをおすすめします。主な献立は刺身、カレー、シチュー、鍋、野菜炒めでした。時々冷凍食品や袋めんに頼りました。

魚はまるごといただくので、寮で包丁をお借りして自分でさばきます。初めてのことでしたが、教えてもらいながら捌くので自分にもできました。とってもおいしかったです!ボラバイト終了間際には下手なりに一人でさばけるようになりました。※帰宅後すぐに3万円はたいて包丁を買い、魚屋に通う習慣ができました。

スーパーには鳥刺しが売られていてとっても美味しいです。島限定販売の焼酎も楽しめて充実した生活を送れました。

●観光について
日曜日がお休みですが、休みたい日があれば事前に申告して休むことが出来ます。
連休にして旅行に行っている人もいるみたいです。

☆おすすめスポット
・長島町歴史民俗資料館:古代から現代までの歴史文化を学べる。島西側の夕焼けが綺麗。
・長島町立鷹巣図書館:サイズ感が絶妙。「哲学」コーナーにホリ○モンの著書がある。
・針尾公園展望台:朝焼けが綺麗。
・舞鶴温泉:ぬるま湯と丁度いい熱さの湯に交互に入れる。

●持ち物について
漁業の経験がなく、仕事や暮らしの面で何が必要なのか分からず準備の際困ったため、出発前に知りたかったことをお伝えします。
【あってよかった/ほしかったもの】
・ワークマンのイージーズ(上下セット)
GUのロンTの上にそれを着ておけば寒さは大丈夫でした。真冬はヒートテックとネックウォーマーがあるとより快適です。ロンT3着を着回し、イージーズは我慢できないくらい汚れたら洗濯するようにしていました。
・サンダル
後述しますが作業靴(長靴)は貸出があるので、普段使いはサンダルが快適です。勤務前後に靴を履き替えるので、汚れてもいい靴が良いです。
・もこもこ厚めの寝巻
夜はストーブが付けられず寒かったため

【いらなかった/なくてよかったもの】
・作業靴
募集ページにカッパと長靴は貸出有と書いてありますが、それらは雨天用の装備ではなく作業時いつでも着用します。私は危うく作業靴を買ってしまいそうになったので共有します。手袋も必要かと思って買ってしまいましたが、ゴム手袋・軍手ともに貸し出しがありました。
・ウィンドブレーカー
寒い時はイージーズ、暖かい時はロンT一枚で過ごせるので、中間は要りませんでした。
・ティッシュ、ゴミ袋
提供がありました。
・ヘアアイロンとワックス
セットしませんでした。
・スマホストラップ、防水ケース
作業中にスマホをぶら下げたり、見ることがありませんでした。

●ボラバイトにここを選んだ動機と個人的な感想
知人にボラバイトを紹介されたのがきっかけでした。4月からIT企業への就職を控え、食を支える一次産業に携わってみたい気持ちから応募しました。加えて、もうすぐ社会人になるタイミングでフルタイムで働くことに慣れておきたい、遊びを我慢して貯金をする、長期間地元を離れて一人で生活してみる等の目的もありました。中でも漁業を選んだ理由は、自分が魚を食べることが好きで、また陸で作業するより揺れる船での作業の方が新鮮な体験になると考えたためです。滞在を通して大学生として過ごしているだけでは知らないことや気付けないことをたくさん教えていただきました。漁業の知識だけでなく、一緒に働いた方たちのライフストーリーや価値観に触れることでさまざまなことを学びました。ずっと面倒を見ていただいた先輩との時間は特に印象的でした。自分を律したい時や思い悩む時があったら、あの人が見てたらなんて言うかな…と思うと背筋が伸びる気がします。

●終わりに
社長に体験記を書きますと言った時「ありがとうとごめんなさいの使い方を教えただろう、それを書けばいいんじゃないか」と言われましたが、本題にするには恥ずかしいのでやめました。詳細も省きますが、とにかく何かしてもらっているうちはまだまだだなと思うようになりました。気を集中させれば君はもっとできる!と言ってもらえたことも嬉しく色々考えるきっかけになったので、忘れないよう併せてこちらに書き残します。

最後までお読みいただきありがとうございました。最後の方は個人的な話になりましたが、何かご参考になる部分があれば幸いです。

尊敬する皆様が今でも充実して過ごせていることを願います。お元気で!